統計検定3級にも出題されるキーワード、「量的変数」と「質的変数」の意味の違いを解説します。
1.量的変数とは数や量で測ることのできる変数のこと
量的変数は数や量で測ることのできる変数であり、例えば、以下のようなものです。
- 年齢
- 人数
- 点数などのスコア
- 年収
英語では、「quantitative variable」と言います。
例えばこちらの関東の居住世帯の有無調査ではすべての項目が量的変数になっています。
(出典:https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003355276)
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2.質的変数とは一般に数や量で測ることのできない変数のこと
質的変数は、一般に数や量で測ることのできない変数であり、例えば、以下のようなものです。
- 性別
- 職業
- アンケートのYES/NO回答
- 氏名
- 郵便番号
英語では、「qualitative variable」と言います。また、データがカテゴリで示されることから「カテゴリ変数」とも呼ばれます。
例えばこちらの入院患者のデータでは年齢以外の患者IDや性別、疾患の有無などの指標が質的変数です。
3.まとめ
データ分析を行うには、データの種類である量的変数、質的変数の加え、基本統計量やその可視化の仕方を学ぶことも重要です。
基本統計量に関しては、以下の記事で解説しています。
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量的変数・質的変数が出題範囲である統計検定3級の受験方法を解説した記事もございます。
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