統計学における乱数とは?定義と活用例を簡単に解説

乱数とは、統計検定においても出題される統計学の基本的な用語の1つです。本記事では、乱数に関しておさえておくべき基本的な知識を簡単に解説していきます。


1.乱数とはランダムに出現する値のこと

乱数とは、サイコロの出目のように規則性がなく無秩序に出現する数値のことです。

具体的には以下のような場面で活用されています。

  • ゲームに敵が出現する確率
  • アカウント作成時のパスワード自動生成
  • 標本調査の際の無作為抽出


2.統計調査における乱数

乱数は統計調査においても活用されています。特に、標本を母集団からランダムに抽出する無作為抽出においては、乱数表という表を用いることがあります。

乱数表の無作為抽出における活用

乱数表とは0~9までの数字を不規則に並べ上下、左右、斜めのいずれの並びにおいてもどの数字も同じ確率で現れるように工夫された表のことです。

乱数表を用いた無作為抽出は以下の手順で行います。

  1. 母集団に通し番号をつける
  2. 乱数表からランダムに番号を選ぶ
  3. 母集団の番号該当者を標本として抽出する

母集団に通し番号をつけることで、名前や画像などどんなデータであっても無作為に標本を抽出できます。

統計検定における乱数表の問題

乱数表を扱った問題は、統計検定3級の2019年度11月試験でも出題されています。

この問題で戸惑う選択肢はⅡではないでしょうか。乱数表は、全体でみるとどの数字も同じ確率で現れます。しかし、適当に抽出した縦・横・斜めに並んだ10個の数字の中に0が1回、1が1回、2が1回…と均等に出現するわけではありません。実際に乱数表をよく見てみると同じ値が10個の並びの中に複数回出現している例はいくつも見つかります。


3.乱数をExcelで出力する方法

ExcelではRANDという関数を使って乱数を生成することができます。

1.セルに関数を入力

2.オートフィルで乱数を複数作成可能


まとめ

統計検定の受験を控えている方には、統計検定3級の効果的な対策を書いた以下の記事もおすすめですので、ぜひ参考にされてください。

統計検定3級の出題範囲、勉強時間の目安や難易度までわかりやすく解説

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