データ分析設計・企画・実装

データ利活用が広く求められている一方で、データ領域への知見が不足していたり、ビジネス価値の高い分析を設計するのが難しく、悩んでいる企業も少なくありません。データ分析や可視化には統計やビジュアライゼーションの知識が必要になるうえ、ビジネス課題をデータで解く経験は一朝一夕では得られないものだからです。本プロジェクトでは、データ領域の専門家であるDVLが貴社のデータ活用の現状やビジネス要件を分析し、ビジネスインパクトを最大化するデータ分析戦略の立案をご支援します

データ分析プロジェクトのよくある悩み

  • データ分析を始めてみたいが、自社のデータでどんな分析ができるのかわからない
  • データ分析には挑戦しているが、ビジネス的に価値のある分析ができているのか自信がない
  • データ分析を実施しているが、もっと自社のビジネス領域や業界特有の悩みに寄り添った分析がしたい
  • ビジネス的に価値のあるデータ分析の具体的なイメージがわかないため、データ利活用への投資に足踏みしている

私たちは組織のデータ分析・活用の課題を発見し、解決できるプロフェッショナルファームです。まずはお気軽にお問い合わせください。

課題の設定から分析モデルの構築をご支援

データ分析設計・可視化プロジェクト全体像

データ分析設計・可視化プロジェクトは基本的に以下の流れで進めていくことが多いです。このうち、本サービスはご支援のスコープを絞り「データ分析設計・企画・実装」フェーズで貴社のデータ活用推進に伴走します。

貴社の状況やご要望に応じて変化いたしますが、以下は当プロジェクトでご納品してきたアウトプットの一例です。

  • ビジネスインパクトを最大化するような分析目的や対象を設定する分析要件定義書
  • 分析に利用する統計手法や機械学習モデルをまとめた分析モデル設計書
  • モックアップのビジネス活用イメージをまとめたモックアップ仕様書
  • 最終的なアウトプットのイメージを具体化したモックアップ

当社は分析・可視化設計から運用・活用推進まで一気通貫してご支援可能です。フェーズを区切ったスポットでのご支援から入り、関連するサービスを長期的にご提供することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

プロジェクト進行の特徴

1週間程度での小規模スプリントを高速で回すアジャイル開発を軸とし、短期で成果を出すことにこだわっています。分析に強いファームは多くありますが、可視化領域に強くかつアジリティが高いファームは少なく、当社の強みの一つです。

データ分析設計・企画・実装プロジェクトの流れ

データ分析設計・企画・実装プロジェクトでは、解くべき問いを明らかにし、解決に向けた最善の分析モデルの設計をご支援します。

STEP1 分析要件の絞り込みと深化

  • 概要
    • お客様へのヒアリングを通してビジネス理解やユースケースの設定を行うことで、データ活用事業がビジネス価値を最大限発揮する分析要件を固め、データ分析で解決するべき「適切な問い」の設定を行います。
  • 詳細
    • 主なヒアリング内容
      • データ利活用の現状
      • データを活用されている上での悩み
      • ニーズ
      • ありたい姿

STEP2 分析設計

  • 概要
    • ヒアリングで確認したビジネス要件・データ要件をもとに、具体的な分析モデル・可視化設計を企画します。
  • 詳細
    • ユーザーヒアリングを重ねて合意を取りつつ、貴社や業界特有の課題に対してビジネスインパクトを最大化する分析モデル構築・可視化設計図の作成を実施します。
    • 具体的な検討事項
      • 合計値・平均値・中央値といった集計方法の検討
      • 相関分析・回帰分析・機械学習といった分析モデル設計
      • グラフの選択・UI設計・パラメータの設定といった可視化手法の確定

STEP3 モックアップ・プロトタイプ作成

  • 概要
    • BIツールを用い、ダッシュボードのモックアップやプロトタイプを製作します。
  • 詳細
    • BIツールの操作感をご確認いただくため、当方でサンプルデータを準備する、ないし貴社保有の実データを一部ご提供いただき、ダッシュボードのモックアップを作成します。
    • 作成したモックアップをもとに再度ヒアリングを行い、実際の分析シーンを具体的にイメージしていただきながら、分析要件と可視化設計の最終化を行います。

データ分析設計・企画のポイント

データビズラボではこれまでに多くの企業様のデータ分析設計・企画をご支援してまいりました。豊富な経験を基に、データ分析設計・企画のポイントをお伝えします。

既存のデータにとらわれすぎない

分析・活用要件を固める際には、既存のデータにとらわれすぎないことが重要です。データはあくまでも手段に過ぎません。どのような目的のためにデータを活用したいかという視点でデータ分析設計を行うことが重要です。

解決したいビジネス課題を明確にする

分析要件を固める際に、「こんな分析もしたい」「あんな分析もできたらうれしい」とアイデアが発散してしまい、その結果何のためのダッシュボードなのかよく分からないものが出来上がってしまうということがよくあります。解決したいビジネス課題に対して必要となる意思決定は何か、その意思決定をサポートするための分析要件はどのようなものか、という問いを常に意識することが重要です。

実績

以下は、データ分析設計・企画・実装について公開できる実績の一例です。この他にもお伝えできる事例は多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。

▼日本テレビ放送網株式会社様

日本テレビ放送網株式会社様|徹底したアジャイル発想とミッションの共有で”データを見る文化”を醸成

▼大手カフェチェーン様

大手カフェチェーン|売上予測のデータ分析/可視化に関わる支援事例

 

よくあるご質問と回答

データ分析設計・企画・実装について、特に多いご質問とご回答を以下にご紹介いたします。他にご不明な点などあれば、問い合わせメールフォームにてお尋ねください。

Q

 予算がそこまで取れないので、スモールスタートで始めることは可能ですか?

Aもちろん可能です。特に、経営層に予算拡充の理解を得るためには、身近な業務効率化プロジェクトやデータ分析プロジェクトでの、小さいけれどもインパクトの大きな成功が肝要です。ですので、今後データ分析プロジェクトを円滑に推進するという観点からも、小さく始め、質の高いクイックウィンを獲得できるようにしましょう。
Qできるだけ社内でデータ分析を進めたいのですが、可能ですか?
Aある程度のデータハンドリング技術と統計学の知識が備わっていれば、社内で進めることは可能です。しかし、データの領域は戦略立案、基盤構築、分析・可視化設計、実装、運用、活用推進まで幅広いため、すべてを社内人材で対応するには多大なコストがかかることも事実です。当社は、伴走する中でクライアント様のデータ分析スキルを高めるようなご支援も提供しております。実務が忙しくデータ分析にまで手が回らない場合は、外注という形で専門家を活用する方法もございます。
Q 分析要件が決まりきっていないのですが、そこから支援してもらうことは可能ですか?
Aもちろん可能です。ビジネス課題には抽象度の高いものが多いです。そのため、課題の粒度を小さくして解像度を高め、データで解くべき課題として設定していく段階からご支援させていただくことも多々あります。
Q人事データなど、個人情報の取り扱いに不安があります。
A当社は情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格である、ISO27001を取得しています。お客様に安全かつ円滑なコンサルティングサービスをお受けいただけるよう、継続的なシステムの運用改善に日々取り組んでおりますのでご安心ください。また、御社内部での個人情報の取扱いについても、データ基盤構築支援やガバナンス戦略策定という形でご対応しております。お気軽にお問い合わせください。

資料一例

  • データビズラボ 会社紹介
  • 「Tableau Certified Associate」合格へ向けたオリジナル問題集
  • データ視覚化/ダッシュボードデザインを成功させる95のチェックリスト
  • DXの羅針盤 ーよくある19の質問に回答ー
  • 組織のデジタル化マニュアルガイド

会社説明資料95のチェックリスト

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