大手電力会社様向けに、同社内で活用されているデータ分析/可視化/ダッシュボードのレビュー研修を開催いたしました。
レビュー研修とは、当社一番人気の研修クラスで、実際に実装・構築されたデータ分析/可視化/ダッシュボードや実際の課題に対峙し、ビジネス課題設計に関するレビューからビジュアルデザインのレビューまでを一気通貫でレビューするものです。
ツールの仕様を解説するだけのトレーニングとは全く異なり、お客様の実際のデータで実際の課題に対しレビューと修正を高速で繰り返す研修であるため、多くの受講者様が圧倒的な技術力アップの効果を実感されています。
レビュー研修詳細は以下のページでご確認いただけます。
課題・背景
同社内のデータ分析/可視化/BIツールのTableauの上級レベルを目指す方やDXプロジェクトのリーダー候補者向けにレビューを行うことで、組織内データドリブンカルチャーの醸成のスピードを加速していきたいというご要望がありました。
既に知識を持ち一定のデータ分析や可視化ができる人が、なぜわざわざレビューを受けるのかというと、「良いレビュー」をしてくれる人がいると、データ分析/可視化/ツールの技術のクオリティが上がるからです。
また、お客様にデータ推進室/デジタル戦略室/データ分析部/DX部の方が多いのは、そのような方の場合、「筋の通ったデータ分析」「メッセージ性/ストーリーのある可視化」を作ることのメリットが、非常に大きいからです。このような部隊にいる方は、筋の通ったデータ分析や可視化をすれば、さらなる予算どり、良質の顧客の獲得につながることを、よく知っているためです。
当社のアプローチ
レビュー研修は、構築されたダッシュボードやビジネス課題に対峙し、課題設計からビジュアルデザインまでを一気通貫で行いました。
ツールの仕様を解説する一般的なトレーニングとは全く異なり、お客様が現時点でお作りのデータ可視化や行ってみた分析に対してフィードバックを入れていくスタイルであるため、多くの受講者様が圧倒的な技術力アップの効果を実感していただきました。
【今回のレビューテーマ】
- 労働時間/残業時間モニタリング
- 36協定遵守のための分析
- AWSの使用量分析
- 稼働案件管理/財務効果額の分析
- 社内管理職/Viewer向けの研修資料
- 社内Tableauライセンス使用状況モニタリング
(一部抜粋)
具体的なレビュー研修のステップ
- Step1:データ分析/可視化構築ご担当者から以下をヒアリング(初回のみ)
- 構築の上で抱えている課題
- オーディエンスの設定(誰が、どれくらいの頻度で、どのように活用するのか)
- 問きたい課題の定義
- データの概要
- Step2:レビュー対象のダッシュボードを共有いただく
- Step3:当社が各ダッシュボードをレビュー
- Step4:当社からレビュー結果をフィードバック
- Step5:レビュー内容を吟味しダッシュボードを修正いただく
※Step2〜5を短期間で繰り返し行い、ダッシュボードをより良いものに作り上げていく
まとめ
当社では、以下データ分析/視覚化/ダッシュボードデザインを成功させるためのチェックリストを公開しています。こちらにもあるように、質の良いデータ分析や可視化を構築する上で意識すべき項目は数多くあります。そしてそれは良いレビューを継続的に行うことで初めて実現ができるものです。