ETLは、「Extract(抽出)→Transform(変換)→Load(ロード)」の順でデータを処理する考え方です。業務システムや外部サービスから必要なデータを取り出し、形式や粒度を整えてから、DWHやデータマートへ格納します。分析に使う指標や項目を作り込みながら取り込むため、利用側が同じ定義でデータを参照しやすい設計になりやすいです。
実務では、変換ロジックの一貫性と変更管理が運用の肝になります。スキーマ変更やマスタ更新が起きたときに手戻りが増えないよう、テスト、監査ログ、データリネージをセットで整えておくと安全でしょう。処理の失敗時に再実行すると二重登録が起きるケースもあるため、冪等性の担保や再処理手順の標準化まで含めて設計しておくと、現場の混乱を抑えられます。

