YAMLは、人が読み書きしやすい形式で設定情報を表現するためのテキストフォーマットです。キーと値、入れ子構造をインデントで表し、アプリ設定やCI/CD、IaCの定義ファイルで広く使われます。JSONよりコメントを書きやすく、設定の意図を残しやすい点が利点でしょう。
実務では、インデントや記号の違いで意味が変わりやすく、見た目の小さな差が障害の原因になることがあります。配列の書き方や文字列のクォート有無で型解釈が変わるケースもあるため、スキーマ検証やリンターで機械的にチェックする運用が有効です。CI/CDの設定は影響範囲が広いので、Gitで変更履歴を管理し、レビューと検証環境を通してから反映すると安全です。
シークレットやAPIキーをYAMLに直書きすると漏えいリスクが高まるため、変数参照やシークレット管理サービスに寄せる設計が前提になります。環境差分はファイル分割やテンプレート化で吸収し、どの環境に何が適用されるかを追える形にすると、変更管理と監査がしやすくなります。

