AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供するクラウドサービス群の総称です。サーバーやストレージ、ネットワーク、データベースなどを必要な分だけ利用でき、環境の立ち上げや拡張を短時間で進められます。初期投資を抑えつつ、需要変動に合わせて構成を柔軟に変えたい場面で選ばれやすいです。
AWSでは、仮想サーバーのEC2、オブジェクトストレージのS3、マネージドDBのRDS、サーバーレス実行のLambdaなど、用途別のサービスを組み合わせてシステムを構築します。データ利活用の文脈でも、データレイク、DWH、ETL、BI、機械学習まで一通りの選択肢が揃うため、要件に応じて段階的に拡張できる点が強みでしょう。
運用で重要なのは、IAMによる最小権限設計と、アカウント分離を前提にした権限・責任の線引きです。コストは見えにくく膨らみやすいので、タグ設計、予算アラート、利用状況の可視化を最初から仕込むのが安全になります。監査と障害対応の観点ではCloudTrailやCloudWatchでログとメトリクスを集約し、変更管理と復旧手順まで含めて標準化しておくことが欠かせません。

