フロー図は、業務や処理の手順を、工程の流れとして可視化した図です。処理の開始と終了、作業ステップ、分岐条件、担当やシステムの受け渡しを、記号や矢印で表します。手順書よりも流れが把握しやすく、関係者間の認識合わせに使われることが多いでしょう。
データ利活用の現場では、データ収集から加工、蓄積、提供、利用までの一連の流れを描き、ボトルネックや統制ポイントを洗い出す目的で用いられます。たとえばETLの依存関係、承認フロー、例外処理、再処理の分岐を明確にすると、障害時の切り分けや改善の優先順位が決めやすくなります。フロー図を運用に耐える形にするなら、入力と出力、判断条件、責任者、ログや証跡の置き場まで図に含めるのが安全でしょう。

