フラットファイルデータベース

フラットファイルデータベースは、1つのファイルにレコードを並べて保持する、最も単純なデータ管理方式です。代表例にはCSVやTSV、固定長ファイルなどがあり、表計算ソフトでも扱える形式が多くあります。RDBのようなテーブル間の関係や制約を前提にしないため、受け渡しや保管の単位として使われやすいでしょう。

実務では、外部システムとの連携や一時的なエクスポート、データレイクのRaw層の保存形式として登場しがちです。構造が単純で移植性が高い一方、参照整合性や重複排除、更新履歴の管理をファイルだけで担うのは難しくなります。ファイルが大きくなると検索や集計が遅くなり、同時更新やロック制御の弱さも運用リスクになりやすいです。分析用途に載せるなら、早い段階でテーブル設計やパーティション設計へ移す判断が必要でしょう。

運用で押さえるべきポイントは、文字コード、区切り文字、改行コード、エスケープ規則を仕様として固定し、処理側の揺れをなくすことです。スキーマの変更が起きたときに破綻しやすいので、ヘッダーやメタデータ、バージョン情報を併せて管理すると安全です。取り込み前のバリデーションチェックと、件数・合計値・ハッシュなどの整合性確認を仕組みにしておくと、原因切り分けが早くなるでしょう。

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