二値分類

二値分類は、ある対象を2つのクラスに振り分ける予測タスクで、典型例は「解約する/しない」「不正である/ない」「メールがスパム/非スパム」のような判定です。回帰が連続値を当てにいくのに対して、二値分類は「どちら側か」を確率として推定し、閾値を決めて最終ラベルを出す点が中心になります。

実務では、モデルそのものよりも「何を陽性(Positive)と定義するか」と「閾値をどの基準で決めるか」が成果を左右します。たとえば不正検知では見逃し(偽陰性)を減らしたい一方で、過検知(偽陽性)が増えるとオペレーション負荷が跳ね上がるでしょう。業務コストに沿ってトレードオフを調整する必要があります。精度(Accuracy)だけで判断するとクラス不均衡で誤ることが多いので、適合率・再現率、F1、ROC-AUCやPR-AUCなど、目的に合う指標で評価するのが基本です。

運用面では、学習時と本番時でデータ分布がずれる概念ドリフト、ラベルの遅延や誤り、閾値変更の影響範囲などが問題になりやすい論点です。モデル改善の議論では、特徴量の追加より先に「ラベル定義の妥当性」「判定後の業務フロー」「誤判定時の補償やエスカレーション」を詰めたほうが、結果として継続運用しやすくなります。

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