データカタログツール

データカタログツールとは、社内に散在するデータの所在や意味、使い方を一覧できるように整理するためのソフトウェアです。テーブルや項目、指標の定義、更新頻度、責任者などのメタデータを集約し、利用者が必要なデータを検索して参照できるようにします。データカタログを「運用できる状態」にするための仕組みだと捉えるとわかりやすいでしょう。

データカタログツールには、データセットの説明文や機密区分、アクセス方法を登録できる機能があります。データリネージュ(どこから来てどう加工されたか)や品質情報、利用状況の可視化と連携すると、数字の根拠を追いやすくなります。結果として、同じ指標名なのに計算式が違う、正しいデータがわからないといった混乱を減らしやすいです。

導入で重要なのは、登録して終わりにせず、更新とレビューの責任分担を決めて情報の鮮度を保つことです。データオーナーやデータスチュワードの役割と結び付け、権限管理や監査ログまで含めて整えると運用が安定しやすいでしょう。検索性だけを目的にせず、SSOTや指標設計とセットで設計すると、現場にとって「使えるカタログ」になりやすいです。

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