テーブル結合とは、共通するキー項目を手がかりに、複数のテーブルを関連付けて1つの結果として取り出す操作です。データベースではJOINと呼ばれ、分散して保存されている情報を横断的に扱うために使います。正規化されたデータ構造では、必要な情報を取り出す場面でテーブル結合が欠かせません。
たとえば「注文テーブル」と「顧客マスタ」を顧客IDで結合すると、注文ごとに顧客属性を付与できます。SaaSの分析では、利用ログと契約情報をアカウントIDで結合し、プラン別の利用傾向を集計するような使い方が代表例です。テーブル結合ができると、単体テーブルでは見えない関係性を分析できるでしょう。
運用では、結合キーの品質が結果の信頼性を左右します。IDの欠損や重複、表記ゆれがあると、結合漏れや二重計上が起きやすいです。結合方法には内部結合、外部結合、左結合などがあります。どのレコードを残すかで集計値が変わるため、意図に合う結合条件を明示することが重要です。

