ダッシュボードとは、重要な指標や状況をひと目で把握できるように、グラフや表をまとめて可視化した画面です。売上、アクセス数、問い合わせ件数のようなKPIを定点観測し、異変や傾向変化に早く気付く目的で使われます。経営層向けの全体把握から、現場の運用改善まで幅広い用途があります。
ダッシュボードを実務で機能させるには、指標設計が先に固まっていることが前提です。指標の定義や集計ロジックが揃っていないと、同じ「売上」でも画面ごとに数字が違い、かえって混乱を招きます。更新頻度、データ遅延、集計単位(日次・週次など)も明記すると、読み手が誤解しにくいでしょう。
運用面では、誰が何のために見るダッシュボードなのかを決め、必要な粒度とフィルタを整えます。見る人が多いほど権限管理が重要になり、センシティブデータを含む指標は閲覧範囲を絞らなければなりません。アラート設定や注釈(アノテーション)を組み合わせると、数字の変化と原因を結び付けやすくなります。

