オープンデータとは、行政機関や企業、研究機関などが、誰でも利用しやすい形で公開しているデータです。多くの場合、再利用を許可する利用条件が明示され、機械判読しやすい形式で提供されます。一般公開されているからといって無条件に何でも使えるわけではないため、ライセンスや利用規約の確認が前提です。
オープンデータの活用は、外部環境の把握や新しいサービス企画、分析の補助に役立ちます。たとえば人口動態や統計、気象、交通、公共施設の情報を自社データと組み合わせると、需要予測や出店計画の検討材料になります。社内だけでは集めにくいデータを補完できる点が利点です。
具体例として、国や自治体が公開する統計データ、地理情報、災害情報などがあります。企業でも、研究目的やエコシステム形成のために、APIとして一部データを公開するケースが見られます。
オープンデータを使う際は、データの更新頻度、欠損や誤差、集計単位の違いなど、品質面の確認が欠かせません。個人情報が含まれない形で公開されていても、ほかのデータと組み合わせて個人が推測されるリスクがあるため、用途に応じた配慮が必要です。

