エンティティ

エンティティとは、データの世界で「独立した実体として扱う対象」を指す言葉です。顧客、商品、注文、店舗のように、業務上の対象をひとまとまりとして捉え、識別できるIDを持たせて管理します。データモデリングでは、エンティティを起点に情報の構造を整理し、テーブル設計やシステム連携の基礎にします。

エンティティを明確にすると、データの持ち方と責任範囲が整理され、分析や連携のズレの削減が可能です。たとえば「顧客」と言っても、会員登録した個人を指すのか、請求先としての企業を指すのかで、必要な項目も集計結果も変わります。業務とデータの定義をすり合わせるために、エンティティの定義は欠かせません。

具体例として、ECのデータでは「顧客」「注文」「注文明細」「商品」が代表的なエンティティです。SaaSなら「アカウント(企業)」「ユーザー」「契約」「利用イベント」などをエンティティとして切り分け、関係性を整理します。

エンティティを設計する際は、粒度と一意性を決め、重複や表記ゆれが起きにくいID設計にすることが重要です。マスタデータ管理(MDM)や名寄せの話題とも関係が深く、同じ対象が複数のシステムで別々に管理されている場合は、統合の方針まで含めて定義する必要があります。

お問い合わせ

サービスに関するご質問や講演依頼など、お気軽にお問い合わせください。2営業日以内にお返事いたします。

ビジネスの成果にこだわるデータ分析支援
データ分析/活用にお困りの方はお気軽にお問い合わせください
ビジネスの成果にこだわるデータ分析支援
データ分析/活用にお困りの方は
お気軽にお問い合わせください