カラムナーデータベースとは、データを行単位ではなく列(カラム)単位で保存・処理する設計のデータベースです。必要な列だけをまとめて読み出せるため、集計や分析クエリを高速化しやすい特徴があります。
カラムナーデータベースが向いているのは、売上やアクセスログのように「大量データをまとめて集計する」用途です。列ごとに同じ種類の値が並ぶので圧縮が効きやすく、ストレージ効率が高くなることもあります。
具体例として、BIでKPIを集計するデータウェアハウス、ログの時系列分析、広告や購買データのセグメント分析などで採用されがちです。必要な列だけをスキャンして集計できるため、テーブル全体を読む処理と比べて待ち時間を減らしやすいです。
一方で、1件ずつの更新や頻繁な書き込みが中心の業務システムでは、行指向のデータベースのほうが扱いやすい場合があります。カラムナーデータベースを活かすには、集計軸に合わせたパーティション設計やソートキーの選定など、読み取り最適化の前提を固めることが重要になります。

