セッションとは、ユーザーがWebサイトやアプリを訪れてから離脱するまでの「ひとまとまりの利用」を表す単位です。アクセス解析では、ページ閲覧やクリックなどのイベントを、同じ訪問行動としてまとめて扱います。ユーザーが短時間に何をして帰ったのかを把握するための区切りだと考えるとわかりやすいでしょう。
セッションは、一定時間の操作がない状態が続いたり、別の流入経路として扱うべき条件が発生したりすると、新しいセッションとして数え直されるのが一般的です。多くの計測ツールでは「一定時間の非アクティブ(例:30分)」を区切りにする設計になっています。どのタイミングで区切るかはツールや設定で変わるため、社内レポートでは定義を揃えることが重要です。
たとえば、広告をクリックして記事を読み、途中で資料請求フォームまで進んだ一連の行動は、1セッションとして扱われます。反対に、いったん離脱して時間を空けて再訪した場合は、別セッションとしてカウントされます。セッション数だけを見ると実態を誤解しやすいので、ユーザー数やコンバージョン、イベント数とセットで見る設計が安心です。

