Queue(キュー)は、処理したいデータやタスクを一時的に並べて保持し、順番に取り出して処理できるようにする仕組みです。処理を依頼する側と処理する側を分離できるため、急なアクセス増や一時的な障害があっても全体が止まりにくい状態にします。非同期処理やバッチ処理、イベント連携の入口として使われることが多いでしょう。
運用では、メッセージの重複や順序入れ替わりが起きる前提で、冪等な処理と重複排除の設計が欠かせません。再試行(リトライ)回数、滞留の監視、失敗メッセージの退避先(デッドレターキュー)を用意し、復旧手順まで含めて整えるのが重要です。可視性タイムアウトや保持期間などの設定を誤ると二重処理や取りこぼしが起きやすくなるため、SLOと合わせて調整すると安定しやすくなります。

