KGI(Key Goal Indicator)は、事業や施策の最終的な到達目標を数値で示す指標です。売上高や利益、契約件数、解約率の改善など、成果そのものを表す指標として設定されます。KPIが行動やプロセスの達成度を測る指標なのに対し、KGIは「最終的に何を実現するか」を示す軸になります。
実務では、KGIを先に決めたうえで、KGIに影響する要因を分解し、複数のKPIへ落とし込む設計が重要です。KGIが曖昧だとKPIが増えすぎたり、現場が最適化すべき行動を誤ったりします。データ利活用のプロジェクトでは、ダッシュボードの作成数や分析回数のような活動量をKGIに置かず、意思決定の速度や機会損失の削減、収益への寄与など成果に直結する形で定義すると納得感が出やすいです。
運用面では、KGIの計算式とデータソースを固定し、部署間で同じ数字を見られる状態を作ります。集計タイミングや欠損の扱いが変わると数字が揺れやすいので、変更管理と監査ログを含めて運用ルールを決めておくと安心です。

