ファクトテーブル

ファクトテーブルは、売上や数量、金額、回数などの「測定値(メジャー)」を、発生した出来事の単位で記録するテーブルです。スター型スキーマでは、ファクトテーブルが中心に置かれ、周辺のディメンションテーブル(顧客、商品、店舗、日付など)とキーで結合して分析を回します。SQLで集計しやすい形に整えることで、BIの応答性能や指標の一貫性が出やすくなるでしょう。

設計で最初に固めるべきは粒度(grain)で、「1行が何を表すか」を明確にすることが重要です。たとえば受注明細を粒度にすると「注文ID×商品ID×日時」のようなキー構成になり、売上金額や数量を素直に集計できます。一方で日次スナップショットを粒度にすると「日付×顧客×商品」のように在庫や残高の推移を追いやすくなるため、用途に合わせて選ぶべきでしょう。

運用では、ファクトの種類(トランザクション、スナップショット、アキュムレーティング)に応じて更新方法と再処理方針が変わります。遅延到着データやマスタ変更(SCD)を前提に、サロゲートキー運用、再計算の範囲、監査ログを最初から用意しておくと破綻しにくいです。大量データではパーティションやクラスタリング、集計用の派生テーブル設計も効いてくるので、SLAとコストの両面で最適点を探すことになるでしょう。

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