ディメンションテーブルとは、データウェアハウスで「誰が・何が・いつ・どこで」のような属性情報を持つテーブルです。売上や件数などの数値を持つファクトテーブルに対して、分類や切り口を提供する役割を担います。スタースキーマなどの多次元モデリングでよく使われる考え方です。
ディメンションテーブルには、商品名、カテゴリ、顧客属性、店舗情報、日付情報のような「説明のための列」をまとめて持たせます。ファクトテーブルはディメンションキーを持ち、キーを介して結合することで「カテゴリ別の売上」「地域別の購入件数」といった集計ができます。BIのフィルタやスライサーは、ディメンションテーブルの属性を軸にする設計になることが多いです。
運用では、ディメンションテーブルのキー設計と履歴管理が重要になります。業務IDとは別にサロゲートキーを付けたり、住所変更などの履歴をSCD(変更履歴を持つディメンション)として扱ったりすると、過去と現在の集計がぶれにくいです。複数の分析テーマで共通に使うディメンションはコンフォームドディメンションとして定義を揃え、指標設計やSSOTとセットで管理すると安心です。

