BigQueryは、Google Cloud上で提供されるフルマネージド型のデータウェアハウスです。サーバーの用意やスケール調整を意識せずに大量データを保管・分析でき、SQLで集計や結合を実行する形になります。列指向の分散処理を前提にしており、分析クエリを高速に回したい用途に強い設計が特徴でしょう。
データの取り込みは、バッチロードやストリーミング取り込み、外部データ参照などを組み合わせて行い、データパイプラインやBIと連携して使う場面が多いです。コストと性能を両立するには、パーティションとクラスタリング、マテリアライズドビューなどでスキャン量を抑えるのが基本になります。料金は処理量課金と予約型などがあり、クエリ上限や予算アラートで想定外の利用を止める設計が現実的でしょう。
セキュリティはIAMに加え、行レベル・列レベルのアクセス制御、暗号鍵管理、監査ログまで含めて設計すると統制が効きます。つまずきやすいのは、SELECT * や未分割テーブルの全件スキャンでコストが跳ねることと、スキーマ変更が下流のBIやETLに波及することです。データ契約(スキーマ・粒度・定義)と変更管理、テスト、モニタリングをセットで回すと、BigQueryを基盤として長く使いやすくなります。

