アクションログとは、Webサイトやアプリでユーザーが行った操作や行動を、時系列で記録したデータです。たとえば、ページ閲覧、ボタンのクリック、検索、カート投入、購入完了、動画再生などのイベントを、発生時刻やユーザーID、端末情報などと一緒に残します。
アクションログを集める目的は、ユーザーが実際にどう動いたのかを事実として把握し、改善の根拠をつくることにあります。アンケートやヒアリングは意図や感想を知るのに向きますが、アクションログは「どこで離脱したか」「どの導線が使われたか」といった行動の履歴を直接確認できる点が強みです。
具体例として、ECサイトでは「商品ページ閲覧→カート投入→購入完了」という一連のイベントをつなげて、購入までの経路や離脱ポイントを分析します。SaaSのオウンドメディアでも「記事閲覧→CTAクリック→資料請求フォーム到達→送信完了」を追うことで、CVに寄与したコンテンツや導線の課題が見えます。
アクションログを利活用する際は、イベントの定義を統一し、同じ行動が同じ名前と属性で記録される状態を整えることが大切です。ログ設計が曖昧だと分析結果がぶれやすくなり、施策の判断材料として使いにくくなります。

