DX基礎研修

組織のDX推進のために必要な知識を座学やワークショップを交えながら学べる講座です。データ分析の流れや昨今のデータ活用におけるキーワードなどの実務的な内容から、データガバナンスやデータマネジメントなどプロジェクト全体をメタ的に理解し構築していくための知識まで幅広くカバーしています。

【獲得するべきスキル】

データ理解	ビジネス理解
データ分析の流れを理解する DX推進に関して頻出の用語を理解する DX推進プロジェクトの全体像を把握する	データ活用によって解くべき課題を策定できる組織のビジネス課題の解決とDX推進を結び付けられる自社のDX推進の方向性を、概論や他社事例と比較しながら決定できる

概要
- データマネジメントの全体像を理解することでデータマネジメントと企業活動を関連付ける力を身に着け、データ活用プロジェクトの始め方やゴールイメージについての理解を深める研修です。データマネジメント施策実行にあたって適切なRFPを作成するなど、実務的なスキルも獲得できます。
対象者
- 新任/新設のデータマネジメント担当者
- データマネジメントを体系的に学びたい、データ活用系のプロジェクトマネジメント担当者
獲得できるスキル
- 会社全体のデータガバナンスなどに対する知見を中心としてマネジメント能力を身に着ける
- データ分析の工程を俯瞰してプロジェクト全体のロードマップがイメージできる
- データマネジメント施策実行にあたって適切なRFPを作成することができる
研修目次

データマネジメント講座

データマネジメント概論
- データ分析で陥っている状況例
- 企業におけるデータ活用状況分析ワーク
- データ分析の役割と効果
- データとは何か
- データマネジメントの範囲
データマネジメント組織
- データマネジメント組織の役割
- データマネジメント組織に必要な人材とスキル
- 組織組成から施策実行までの流れ
データマネジメント導入のロードマップ
- ニーズ調査と分析要件整理（データ分析のためのクリティカルシンキング実践ワーク）
- データ要件整理
- データマネジメントの施策を策定する
- データマネジメント施策のKPI設定
データマネジメントの領域（DMBOK）
- データガバナンス
- データアーキテクチャ（事例）
- データモデリングとデザイン（ワーク）
- データ品質
- データセキュリティ
- 参照データとマスターデータ
- メタデータ
- データ統合と相互運用性
- ドキュメントとコンテンツ管理
- データウェアハウジングとBI
- データストレージとオペレーション
RFP作成実践ワーク

概要
- DX推進の基礎知識を技術体系や組織構築などから多角的に理解することで、自社におけるDX推進のメリットやプロジェクトスタートの具体的なイメージを持つための講座です。座学で知識を身に着けるだけではなく、ワークショップを通して自社におけるDX推進の現在地と目標地点をクリアにします。コア科目に加え、オプションでケーススタディ講座も用意しています。
対象者
- これからDXを推進する部門責任者/CDO
- DX戦略や企業戦略を担う経営幹部
- DXの基礎知識と企業への影響を知りたい方
獲得できるスキル
- 経営目線でDXとは何か説明できる
- 自社のDXでの課題と論点を整理できる
- DXに関する適切案リソース判断ができる
研修目次

コア科目

DXの概要
- 両利きの経営とDX（事例）
- Society 5.0
- デジタルネイティブな組織とは
- 日本企業がDXを行う上での課題点
- DXの段階
考え方・マインドシフト
- デザイン思考（事例）
- 仮説検証・仮説思考
人材と組織構成
- DX人材のスキルセット
- DXに関する職業・職種
- DX人材の育成と外部調達
- CoEの役割（事例）
技術体系・用語の理解
- クラウド,IoT,ブロックチェーン,XR,5G
- APIとシステム連携
- データ分析/BI
- RPA
- ERP/CRM/MA/SFA
- BPMS
- AI
プロジェクト推進
- DX推進の手順
- システム要件
- 品質のいいシステムとは？
- DXの事前準備の第一歩

【ワークショップ】

オプション – ケーススタディ講座

DXワークショップ/社内文化の形成

DAY1：DX概論、デジタル活用や他社製造業事例の解釈に関する講義

DAY2：データ統合/データマネジメントの注意点と具体的アプローチ、バイモーダルITの考え方の講義